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ワイパーの長さ・形状・型番の調べ方と適合

この記事の要点

  • ワイパーは長さと取付形状、替えゴムならゴムの断面形状まで合わせます。
  • 基本は車種・年式から適用表で調べます。適用表の品番は純正ワイパー向けです。
  • 長さは席ごとに違い、リヤは前席と取付形状が異なる車種専用品が多くあります。
  • 雪用ワイパーは雨用と長さが違うことがあり、同じ長さで買わないのが正解です。

ワイパー選びは「長さ」「取付形状」「(替えゴムなら)ゴムの断面形状」の3点を合わせるのが要です。 ここではメーカー公式の一次情報にもとづき、確実な調べ方を整理します。

適合の3要素(早見表)

合わせる要素ポイント注意
長さ運転席・助手席・リヤで異なる(例:650mm・400mm)適用表は席ごとの品番を掲載
取付形状Uクリップ/サイドフック等。フラットワイパーは専用アダプターが必要な場合ありリヤは前席と形状が全く違う車種専用品が多い
替えゴム長さ+断面形状(幅6mm系・8.6mm系等)+固定方式本体を市販品に交換済みだと適用表の品番が合わないことがある

基本は「車種・年式」から適用表で調べる

「お車に適用する品番は適用検索にて調べられます。」(NWB)

車検証の車名・型式・初度登録年月を確認し、ワイパーメーカー公式(NWB・PIAA・ボッシュ・ソフト99 等)の車種別適用検索で調べます。 ただし注意点があります。

「適用表に掲載している品番は、純正ワイパー(新車時に装着されているワイパー)に適用する品番です。」(NWB)

過去に本体ごと市販品へ交換していると適合が変わるため、まず本体交換の有無を確認します。

長さは前後左右で違う

「650mm・400mm」のように席ごとに長さが異なるのが普通です。適用表では各席の品番と長さを確認します。

リヤ(後部)ワイパーは要注意:長さだけでなく取付形状が前席とまったく異なる車種専用品が多く、長さを合わせても付かないことがあります。リヤは適用表で取付形状・専用品番を必ず確認してください。

適用表で分からないときは現物から:今付いているブレードの全長を mm で実測するか、ブレードやゴムに刻印された長さ表記(例:650mm)を読み取ると確実です。

取付形状(アタッチメント)を合わせる

アームとブレードの接続部にはUクリップ(U字フック)タイプなど複数の形状があり、アームの形に合ったブレードを選ぶ必要があります。 フラットワイパーでは車種のアーム形状に合わせた専用アダプター(ホルダー)が必要です。

「主に日産車やホンダ車に多く見られるサイドフックタイプのワイパーに対応したもの」(ボッシュ)

PIAAは別売ホルダー(SH-1〜SH-11 等)を用意しています。適用表でアダプター品番の指定有無を確認しましょう。

形状には「型式」の呼び名がある

ここが分かりにくいのは、形状にメーカーごとの呼称が付いているからです。純正供給メーカーであるNWBは、交換方法のページで型式を区別して掲載しています。

区分公開されている型式・呼称出典
ワイパー本体(ブレード)Uクリップタイプ/Aクリップタイプ/リヤ樹脂タイプNWB
本体(別の呼び方)サイドフックタイプ(日産車・ホンダ車に多い)ボッシュ
替えゴムTW・AW・RW・TN・SW・DW・MB・AS・MF・WW(10型式)NWB

NWBのページは型式ごとに「端面形状」「側面形状」の画像で区別しており、各型式が何mm・どの断面かという寸法表は公開されていません。 そのためここでは型式名が存在することと確認先までを示し、寸法の対応表は推測で作っていません。

要点は、替えゴムは「長さ」だけでは決まらず、10種類ある型式のどれかを合わせる必要があるということです。 店頭で長さだけ合わせて買うと入らない、という失敗の多くはここが原因です。自車の型式は適用表か、外した現物の刻印で確認してください。

替えゴムは「長さ+断面形状+固定方式」

「購入前にゴムの断面形状と長さを必ずご確認ください」(PIAA)

「断面形状」とはゴムの断面(幅・形)の型のことで、幅6mm系・8.6mm系など複数あり、いま付いているブレード(レール)に合う型を選ぶ必要があります。PIAAは長さと断面形状の組み合わせを「呼番」で管理しています。さらに固定方式も合わせる必要があります。

「ご交換されている場合、ブレードのサイズや仕様(ゴムの固定方式)が異なっていることがある為、適合表の品番では適合しないことがあります。」(ソフト99)

種類の違い(撥水・グラファイト・雪用)

  • 撥水(シリコン系):PIAAは超強力シリコートについて「ガラスが乾いた状態でワイパーを5分間作動させるだけで、撥水加工ガラスとなります。」、 エクセルコートについて「ワイパーを使用している間にじわじわとガラス面を撥水させる機能をもつワイパーです。」と説明しています。市販の撥水剤なしでガラス面を撥水させるタイプです。
  • グラファイト(凄ふき):同社は「グラファイト粒子をコーティングさせることで、ゴムとガラス面との摩擦抵抗を低減させ、スムーズな拭きが実現できます。(撥水はしません)」としています。撥水はしない点に注意してください。
  • 雪用:雨用と長さが違うことがあります。PIAAは「雪用ワイパーは雨用ワイパーとは構造が異なります。」としたうえで、 「各車種での払拭性能テストを実施し、評価基準をみたしているサイズを適用としています。従って雨用ワイパーよりもサイズが短い設定にしている車種もございます。」と説明しています。雨用と同じ長さで買わないのが正解です。

撥水タイプで白いモヤが出ることがありますが、PIAAは「白膜は撥水の効果が現れている証拠です。製品の不具合ではありません。」としています。

よくある質問

ワイパーの適合はどうやって調べますか?

車名・年式(初度登録年月)を起点に、ワイパーメーカー公式の車種別適用検索・適用表で調べるのが基本です。運転席・助手席・リヤはそれぞれ長さが違うため、各席ごとの適合品番を確認します。

替えゴム(ゴムだけ)はどう選べばいい?

ゴムの「長さ」と「断面形状」の両方をブレード側に合わせる必要があります。PIAAは「呼番」でこの組み合わせを管理しています。純正以外のブレードに交換済みだと、固定方式が違い適合表どおりの品番でも装着できないことがあります。

替えゴムに「TW」「AW」などの記号がありますが何ですか?

NWBが公開している替えゴムの型式です。同社の交換方法ページには TW・AW・RW・TN・SW・DW・MB・AS・MF・WW の10型式が掲載され、それぞれ端面形状と側面形状が異なります。替えゴムは長さだけでなくこの型式も合わせる必要があります。なお各型式の寸法表は公開されていないため、自車の型式は適用表か外した現物の刻印で確認してください。

適用表の品番なのに合いませんでした。なぜ?

適用表の品番は新車装着(純正)ワイパーを基準にしています。過去に本体ごと市販品へ交換していると取付形状や固定方式が変わり、適合しないことがあります。まず本体交換の有無を確認してください。

フラットワイパーはどの車にも付きますか?

いいえ。車種のアーム形状に合わせた専用アダプター(ホルダー)が必要です。日産車・ホンダ車に多いサイドフックタイプなど取付形状が異なる場合があり、対応アダプターの指定を適用表で確認します。

本ページは調べ方・適合の一般的な解説です。個別製品の適合可否は保証しません。必ず実車と各メーカーの適用表でご確認ください。

出典

(公式の一次情報に基づき随時見直します)