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M.2 SSDの規格と対応の見方

M.2 SSD は「形は同じでも中身が違う」ことでつまずきがちです。確認すべきは①接続方式(SATA/NVMe)②サイズ(2280 等)③キー(切り欠き)④PCIe世代、そしてマザーボード側スロットの対応。メーカー公式の一次情報で整理します。

① M.2は「形」の規格。接続は SATA と NVMe の2系統

「M.2 SSD は SATA または PCIe インターフェースをサポートできる(mSATA は SATA のみ)。」(Crucial)
「M.2 SSD の一般的な方式は SATA と NVMe の2つ。」(SanDisk)

NVMe は PCIe を使う高速方式、SATA は従来相当。同じM.2形状でも両者は別物で、対応しないと動きません。

② サイズ:2280 = 幅22mm × 長さ80mm

「SATA 2280 SSD は幅22mm・長さ80mm。長さは30/42/60/80/110mm 等がある。」(SanDisk)

デスクトップは 2280 が主流、小型ノートは 2230/2242 も使われます。PC/マザーの対応サイズを要確認。

③ キー(切り欠き):B / M / B+M

「B-Key は SATA または PCIe NVMe(最大2レーン)、M-Key は NVMe(最大4レーン)に対応。」(Samsung)
「SATA対応品は B+M キー、NVMe(PCIe)専用品は M キーのみ。」(Crucial)

目安として B+M(切り欠き2か所)=SATA寄りM(1か所)=NVMe専用。ただし例外もあるので仕様の表記も確認します。

④ PCIe世代(Gen3/4/5)と速度

「x4接続の上限:Gen3.0/3.1=4GB/s、Gen4.0/4.1=8GB/s、Gen5.0=16GB/s。」(Crucial)

新しい世代のSSDは下位互換で古いスロットでも動きますが、速度は低い方の世代に制限されます。 実際の速度は理論値より「約15%低く、ストレージの定格速度を超えない」(Crucial)のが通常です。

⑤ スロット側の対応は個体差あり(要確認)

「M.2_1 は SATA モードと PCIe モード対応、M.2_2 は PCIe モードのみで SATA モード非対応。」「非対応スロットに SATAモードのM.2を挿すとPCが認識できない。」(ASUS)

同じマザーでもスロットごとに対応が違うことがあり、既存のSATAポートと排他になる設計もあります。増設前に必ずマザーボード/PCの公式仕様を確認してください。

よくある質問

SATA接続とNVMe接続のM.2 SSDは何が違い、どう見分けますか?

同じM.2の形でも、SATAは従来相当の速度、NVMeはPCIeを使う高速インターフェースで別物です(Crucial/SanDisk公式)。見分けの目安は切り欠き(キー)で、2か所ある「B+Mキー」はSATA(または低レーンPCIe)対応、1か所の「Mキー」はNVMe(PCIe x4)専用が多いとされます。最終的には製品仕様の「SATA/NVMe(PCIe)」表記で確認するのが確実です。

「2280」「2230」などの数字は何ですか?

先頭2桁が幅(mm)、残りが長さ(mm)です。2280=幅22mm×長さ80mm、2230=22mm×30mm(SanDisk/Samsung/Crucial公式)。デスクトップは2280が主流、小型ノートは2230/2242も。増設前にPC/マザーが対応するサイズを仕様書で確認してください。

PCIeのGen3/4/5は何が違い、古いPCに新しいSSDを挿せますか?

x4接続時の理論上限はCrucial公式でGen3が4GB/s、Gen4が8GB/s、Gen5が16GB/s。新しい世代のSSDは基本的に下位互換で古い世代のスロットでも動きますが、速度はSSDとスロットのうち低い方の世代に制限されます。実際の速度は理論値よりおよそ15%ほど低くなるのが通常です。

自分のM.2スロットがSATA対応かNVMe対応か、どう確認しますか?

PC/マザーボードメーカー公式の仕様書・マニュアルで確認するのが確実です。ASUS公式の例のように、同じマザーでもスロットごとに「SATA+PCIe両対応」「PCIe専用」など仕様が異なり、非対応の組み合わせでは装着してもPCが認識しません。一部スロットは既存SATAポートと排他(同時使用でSATA側が無効化)になる設計もあるため注意してください。

キー形状と SATA/NVMe 対応には例外的な製品・スロット設計があり得ます。本ページは規格の一般的な解説で、個別環境での動作を保証しません。購入・増設前に、SSD本体とマザーボード/PC本体の公式仕様書で最終確認してください。

出典

(公式の一次情報に基づき随時見直します)