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冷蔵庫の容量の目安と選び方

冷蔵庫選びで最初に迷うのが「何Lにすればいい?」。実はメーカー各社が共通の計算式人数別の早見表を 公式に公開しています。JEMA(日本電機工業会)とパナソニック・日立・三菱電機・東芝の公式情報で、失敗しない容量の決め方を整理します。

要点:目安式は「70L×人数+常備品100〜150L+予備70L」(日立)。 迷ったら設置できる範囲で大きめを。数値は定格内容積ではなく食品収納スペースも要確認。

計算式と人数別の早見表

日立公式は、必要容量を次の式で概算するとしています。

「(70L×家族の人数)+常備品100〜150L+予備スペース70L=○○L」(日立)

この式に近い形で、JEMA・パナソニック公式は人数別の目安容量表を公開しています(パナソニックはJEMAサイトを参照して作成と明記)。

家族人数目安容量
1人290〜340L
2人360〜410L
3人430〜480L
4人500〜550L
5人570〜620L
6人以上640L 以上

※ JEMA・パナソニック公式の目安(パナソニックは2022年12月時点参照)。設置スペースに余裕があれば、一段上の容量帯も選べます。

なお日立は「設置できる一番大きなタイプの冷蔵庫がおすすめ」としています。家族構成の変化や来客にも対応しやすいためで、迷ったら大きめが基本の考え方です。

「定格内容積」に注意(実際に入る量は別)

カタログの定格内容積は、JIS C9801-3に基づき棚やケースなど庫内部品を外した状態で算出した数値です。 東芝公式も「庫内部品(棚やケース等)を外した状態で算出したもの」と説明しており、冷気の通路など実際には食品を入れられない部分も含みます。 パナソニックは「実際に食品を収納できるスペースは、定格内容積よりも小さくなります」とし、「食品収納スペースの目安」もあわせて確認するよう案内しています。

補足:2016年の測定方法(JIS)改正で、新方式の定格内容積は表示値が小さくなる傾向があります(JEMA)。古い機種と単純比較しないでください。

設置:放熱スペースと搬入経路

本体サイズだけで決めると設置でつまずきます。パナソニック・JEMA・三菱電機の公式が共通で挙げるチェックは次のとおり。

  • 放熱スペースを必ず確保。ドアタイプで必要寸法が異なります(パナソニックの例:3ドア以上は上部50mm以上・左右5mm以上、2ドアは上部30cm以上・背面7cm以上)。
  • 搬入経路の採寸。廊下・出入口の幅(ドアノブを含む)、エレベーター・階段を事前に測る。
  • ドアの開き方向。設置場所(壁・キッチン動線)に合うタイプを選ぶ。

省エネは「統一省エネラベル」で比較

電気代に直結する省エネ性能は、経済産業省・資源エネルギー庁が定める統一省エネラベルで比較できます。 現在のラベルは、機器や区分が違っても比べられるよう省エネ性能そのもの(年間消費電力量 kWh/年など)を基準にし、5.0〜1.0の41段階の多段階評価点(星の数)で表示します(JEMA・資源エネルギー庁)。星が多いほど省エネです。

よくある質問

冷蔵庫の必要容量はどう計算しますか?

日立公式の目安式は「(70L×家族人数)+常備品100〜150L+予備スペース70L」です。ただしこれは概算で、JEMA・パナソニック公式の人数別の早見表と照らし合わせて選ぶのが実用的です。

家族人数ごとの目安容量は?

JEMA・パナソニック公式の目安では、おおむね1人290〜340L、2人360〜410L、3人430〜480L、4人500〜550L、5人570〜620L、6人以上640L以上です。設置スペースに余裕があれば一段大きい容量帯も選択肢になります。

「定格内容積」と実際に入る量は同じ?

異なります。定格内容積はJIS C9801-3に基づき棚やケースを外した状態で算出した数値で、冷気の通路など実際には食品を入れられない部分も含みます。実際に収納できる量は「食品収納スペースの目安」として別に表示されるので、そちらも確認しましょう。

一人暮らしは何Lがよい?

目安が分かれます。JEMA・パナソニックの計算式ベースだと290〜340Lですが、三菱電機公式は最低ラインとして140L以上(自炊する人は240L以上)を案内しています。「十分な目安」か「最低限」かで前提が違うため、自炊頻度と設置スペースで判断してください。

本ページは一般的な選び方の解説です(2026-07-13 取得の一次情報にもとづきます)。目安容量・必要スペース・省エネ値は機種と設置環境で異なり、 早見表は取得時点のものです。購入前に、メーカーのカタログ・仕様表と設置環境を販売店にご確認ください。

出典

(公式の一次情報に基づき随時見直します)